2015年11月17日
日本合成化学、新中計 20年度営業利益200億円目標
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本合成化学

日本合成化学グループは17日、2016~20年度の新中計「NICHIGO 20」を策定したと発表した。
同社は酢酸系樹脂大手で液晶ディスプレイ向けフィルムなどが得意。前回中計(Double15)で積み残した課題を継承しながら「コア事業への継続投資」、「第三の柱構築」、「新製品開発の加速」、「事業提携やM&Aも視野に入れた事業範囲・規模の拡大」を柱に“グローバル市場で存在感のある企業”づくりをめざす。

目標数値として、2020年度の売上高1,400億円(15年度予想1,080億円)、営業利益200億円(同140億円)営業利益率14%(同13%)を掲げた。中間となる18年度にはそれぞれ1,200億円、160億円、13%を見込む。

これらの目標を達成するため、同社は中長期的な視点から国内工場の再編や、期間原料のグローバル安定調達、人材育成に積極的に取り組む。

さらに「環境・安全対策」や「品質保証体制」の充実、「コンプライアンス」「CSR活動」の強化を通じて社会からのさらなる信頼度向上につとめる。