2015年11月25日
三菱化学のバイオエンプラ、欧州でアワード受賞
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱化学

三菱化学は25日、バイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO」が家電メーカーのシャープ(本社:大阪市、高橋興三社長)とともに欧州バイオプラスチック協会が主催する第10回欧州バイオプラスチック会議で「バイオプラスチックワード」を受賞したと発表した。

三菱化学が開発した「DURABIO」は、再生可能な植物由来のイソソルバイドを原料とするバイオエンプラで、光学特性に優れ、透明性が高く、光学的な歪みも小さい。耐衝撃性や耐熱性、耐候性でも従来の一般的なエンプラに勝るなどの優れた特性を有する。

今年7月、ソフトバンクから発売されたシャープ製スマートフォン「AQUOS CRYSTAL 2」の前面パネルに、バイオエンプラとして世界で初めて「DURABIO」が採用された。樹脂としての性能や実績が評価され、今回のアワード受賞となった。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1448431024.pdf