2015年12月08日
武田薬品、米Cour社と消化器疾患治療薬 共同開発
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は8日、米国Cour社(本社・イリノイ州シカゴ)との間で、セリアック病等の消化器疾患に対する治療薬の共同研究開発について契約を締結したと発表した。

武田はセリアック病の患者が食事に含まれるグルテンに対する耐性を獲得できる治療薬創出を目指す。
TIMP技術は、Cour社とノースウエスタン大学の研究者が共同開発した技術で、ポリマーと抗原タンパク質で構成されカプセル封入して静注する。

同契約に基づきCour社は、武田薬品から一時金及びマイルストンを受ける。武田は全世界における独占的なオプション権を取得する。