2015年12月17日
「環太平洋国際化学会議」盛大に開幕
【カテゴリー】:行政/団体
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日本化学会によると、日本、米国など7カ国化学会共催によるPACIFICHEM2015(環太平洋国際化学会議2015)が15日、ハワイ・ホノルル市で開幕した。会期は20日までの6日間。
開会式には、日本化学会会長で日本経団連会長の榊原定征・東レ会長も出席。レセプションには約3000人が参加した。

同会議は1984年から5年ごとにハワイで開催される国際的な合同学術会議として知られる。当初は日本化学会、米国化学会、カナダ化学会の3カ国化学会による学術集会だったが、その後オーストラリア、ニュージーランド、韓国、中国と参加国が増え、現在は7カ国化学会の共催となった。今回参加者は1万5,414人と規模も膨らんだ。

大会初日の15日には353人の学生がポスター講演を行った。審査の結果、60人が最終選考に残った。このうち日本人学生20人が受賞した。