2016年01月20日

三菱ガス化と東北大、LiBH4系電解質の量産化技術開発

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三菱ガス化学、東北大学

三菱ガス化学は20日、東北大学・折茂慎一教授（金属材料研究所）らの研究グループと、柔軟で電極層と密着しやすいLiBH4系固体電解質の量産化技術を共同開発したと発表した。 LiBH4系固体電解質はこれまで東北大学が開発していたが、同製法では量産が困難だった。三菱ガス化学と東北大の折茂研究室は、有機溶媒を用いた溶媒法により同製品の量産を可能にした。 三菱ガス化学は今後、LiBH4系固体電解質のサンプル提供を開始する。 また同社は同製品を1月27日～29日、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催される「nano tech 2016 第15回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」、および3月2日～4日、同会場で開催される「第7回国際二次電池展（バッテリージャパン）」に出展する。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1453263741.pdf