2016年01月28日
三菱レイヨン、グループ排水処理事業を統合
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学エンジニアリング、三菱レイヨン

三菱レイヨンは28日、三菱化学のグループ会社である三菱化学エンジニアリング(本社:東京都中央区、福村龍二社長)と、三菱レイヨンのグループ会社である三菱レイヨンアクア・ソリューションズ(本社:東京都品川区、島田勝彦社長)の両社排水処理事業を統合すると発表した。今年4月1日付で三菱化学エンジの排水処理事業を会社分割方法で分割し、三菱レイヨンアクアが承継する。

三菱ケミカルホールディングスグループの排水処理などのアクア関連事業は、2015年4月1日付で三菱レイヨンの排水処理向け中空糸膜及び排水処理装置等の事業を三菱レイヨンアクア(日本錬水から社名変更)に統合。その後三菱レイヨンアクアは、水環境関連製品のエンジニアリングからメンテナンスまで行う総合水処理エンジニアリング会社として事業を展開してきた。三菱化学エンジの事業を一元化することで、さらにシナジー効果を加速させ事業基盤強化につなげる。

■移管する三菱化学エンジの排水処理事業
・ダイヤマルス(含油排水処理装置)事業
・高濃度有機系排水処理事業
・膜ろ過浄水システム事業
・膜分離活性汚泥処理システム事業