2016年02月01日
味の素子会社、北米に飼料用トリプトファン建設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:味の素

味の素は1日、100%子会社である味の素アニマル・ニュートリション・グループ(本社・東京都中央区、富樫洋一郎社長)が飼料用トリプトファンの生産を、従来の欧州に加え北米でも開始すると発表した。このため、生産設備の建設に着手した。今回の北米での生産品目の追加に伴い、市場価格の変動に対応して生産品目を柔軟に切り替えるフレキシブル生産体制を強化し、動物栄養事業の収益安定化を実現する。

北米の飼料用アミノ酸市場は、バイオエタノールの副産物であるトウモロコシ蒸留かすの利用促進など天然飼料原料の種類の変化もあり、トリプトファンの需要は過去5年間で急速に拡大している。北米には現在、飼料用トリプトファンを生産しているメーカーは存在せず、その需要は全量輸入で賄われている。
そこで味の素は、北米での飼料用トリプトファンの生産拠点として、味の素ハートランド社のエディビル工場(アイオワ州)を活用し、年産能力3000トン前後の生産能力を持つ設備を2017年5月に完工予定で、建設に着手した。