2016年02月05日
環境省、14日から製品プラ「店頭回収・リサイクル」
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:環境省

環境省は、2月14日から製品プラスチックの店頭回収・リサイクル実証事業「PLA-PLUS(プラプラ)プロジェクト」を開始する。容リ法(容器包装リサイクル法)の対象外のため、分別収集・リサイクルが行われずに焼却・埋め立てされている生活用品を適切に回収・処理しようという取り組みで、スーパーなど42企業・団体が協力する。

わが国では現在、容リ法に基づき市町村が分別回収した容器包装廃棄物をリサイクルする仕組みができているが、生活用品の中には容リ法の対象にならないプラスチック製品も多い。より高度な循環型社会を形成していくためには、こうしたプラスチック製品もできるかぎり再資源化する必要があるというので2011年から実証事業として始めた。

実施期間は、2月14日~3月14日。全国の自治体をはじめ総合スーパーや百貨店、ショッピングモールなど42企業・団体が協力し、文具・おもちゃ等のプラスチック製品を、店頭・店内に設置する回収ボックスで回収する。
問い合わせ先は、事務局の日本環境設計(TEL:03-6273-3218)。