2016年02月08日
クオリカプス、ブラジルのカプセル最大手買収
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ケミカルホールディングス、クオリカプス

三菱ケミカルグループの生命科学インスティテュート(本社:東京都千代田区、木曽誠一社長)は8日、子会社のクオリカプス(本社:奈良県大和郡山市、伊達洋二社長)がブラジルの医薬品・健康食品用カプセルメーカーであるGenix社の全株式を取得し、連結子会社化したと発表した。

Genix(Genix Industria Farmaceutica Ltda)は2002年の設立。本社は同国ゴイアス州アナポリスにあり、資本金49.5百万レアル。国内の多くの製薬メーカーや健康食品メーカーにハードゼラチンカプセルを供給している。現在、市場シェア5割以上を有するトップメーカー。クオリカプスは今後、Genixを通じてブラジルに製造拠点を持つ唯一の主要カプセルメーカーとなる。

ブラジルの医薬品市場は米州では米国、カナダに次いで3番目、世界では7番目の規模を有する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1454901401.pdf