2016年02月18日
東レと豊田通商、炭素繊維リサイクル共同推進
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:東レ、豊田通商

東レは18日、豊田通商と共同で提案した「革新省エネルギー熱分解法による高効率リサイクル炭素繊維製造技術の開発」が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による平成27年度「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」に採用されたのを受けて、豊田通商と共同で炭素繊維リサイクルの取り組みを開始すると発表した。

東レと豊田通商が開発する「革新省エネルギー熱分解法による高効率リサイクル炭素繊維製造技術」は、熱分解のさい燃料にマトリックス樹脂の可燃性分解ガスを使用し、消費燃料の大幅低減を目指すという技術。

両社は今後、豊田通商の100%子会社である豊田ケミカルエンジニアリング(本社:名古屋市中村区、荒木俊雄社長)の半田工場内にパイロット設備を建設し、同技術の実証とリサイクル炭素繊維の用途開発を進める。