2016年02月24日
特許庁、南アフリカから10人・実務研修
【カテゴリー】:行政/団体
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特許庁はこのほど、新たに特許実体審査を開始する南アフリカから、特許審査に従事する人を招いて「特許審査実務コース」を東京で開催した。

特許庁は、知的財産権の保護強化の観点から、途上国の産業財産権制度に携わる人材育成を支援するため、アジア太平洋地域、ラテンアメリカ及びアフリカ地域の途上国・新興国から研修生を招き、日本で研修を実施している。1996年から開始し、2015年3月までに70カ国4地域から官民合わせて4,661人の研修生を受け入れた。

今回の実務コースには南アフリカから10人の研修生が来日。審査の基本的な考え方から、新規性・進歩性などに関する日本の審査基準や事例演習、特許情報の検索方法など、特許審査実務を広く学び、審査官に必要な能力を高めた。