2016年03月01日
特許庁、電子公法以前の特許関連文献 ネット提供
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

特許庁は29日、電子公報以前のわが国の公開特許公報等のフルテキストデータについて、同日からJ-PlatPatで表示可能となり、一般ユーザー向けに提供を開始したと発表した。これにより、拒絶理由通知等で引用された公開特許情報等の内容を確認できるようになり、出願人等の一般ユーザーにとって利便性が向上するとしている。

特許庁では、電子公報以前の日本の公開特許公報等について、OCR(光学式文字読み取り装置)フルテキストデータ等の蓄積を進めており、2月29日からJ-PlatPatにおいてOCRフルテキストデータが順次表示可能となった。

これにより、一般ユーザーは、J-PlatPatにおいて文献番号を入力することにより、これまでテキスト化されていなかった電子公報以前の日本の公開特許公報等についてもフルテキストデータを参照することができるようになった。