| 1999年10月14日 |
| 農水省、エンドクリン対策で25億円の予算を要求 |
| 今年度を10億円上回る。環境庁に次ぐ規模 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
農水省は、2000年度における内分泌かく乱物質対策(エンドクリン対策)費として24億8,700万円の予算を大蔵省に要求していくことになった。今年度の予算に比べると10億1,000万円の増額要求となる。エンドクリン問題に係わりを持つ省庁の中では、環境庁の31億2,900万円に次ぐ大型予算要求である。 同省が2000年度において実現したいとしているエンドクリン対策は、〓科学的知見の早急な集積および対策技術の開発(要求額は17億9,500万円)〓同問題の影響の実態を把握するための調査(同6億7,500万円)——など。 〓に関しては三つのテーマに取り組んでいくことにしている。すなわち、(1)農林水産業における同物質の動態解明と作用機構に関する総合研究=農林水産生態系における同物質の動態および作用機構の解明、農林水産業における同物質の影響防止技術の開発(2)農薬内分泌かく乱影響判別技術の確立=農薬が人および水生生物内分泌かく乱作用を引き起こす可能性の判別技術の確立、水系環境中の挙動を把握・解析するための技術の確立、水生生物への取り組み状況の把握・解析(3)食品中の微量物質制御など安全性確保技術の開発=同物質の溶出の恐れがない食品包装容器の開発や、食品中の微量物質を対象とするリスク評価法の開発——の3点である。 〓については(1)魚介類への同物質の影響実態の把握(2)同物質による海産物への影響評価を可能とする手法の開発などを計画している。 |