2016年04月15日
経産省発表「主要石化製品生産能力」
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経済産業省化学課は15日、2015年末時点でのわが国の主要石油化学製品および芳香族製品(計17品目)の生産能力調査結果を発表した。1年以内に再開予定のない休止設備は対象から除いた。

■石油化学製品
エチレン設備は住友化学・千葉工場のプラント停止によって、メーカー11社(前年は12社)の合計能力が6,588千トン(定修実施年)と、前年の6,903千トンから315千トン縮小した。他社は変わらず。
ポリエチレンは日本ポリエチレンのLD1系列停止により、全体の能力が3,360千トンと93千トン減少した。
ポリプロは住友化学の設備新鋭化・手直しで9千トン減の2,874千トンとなった。
スチレンモノマーは日本オキシランの撤退で5社計2,255千トンと412千トン縮小した。
塩ビ樹脂は、トクヤマ千葉工場(80千トン)撤退で新第一塩ビの生産能力が175千トンとなり、全7社の合計能力が1,929千トンに減少した。
エチレンオキサイド、塩ビモノマー、アセトアルデヒド、アクリロニトリル、MMAモノマーの各製品は変わらず、合成ゴムはSBRとIRで計5千トン増えた。

■芳香族製品
ベンゼン5666(▲368)、トルエン2606(▲61)、キシレン8487(▲20)各千トン。パラキシレンは3682千トンで変わらず。

石油化学各社は一時、国内需要の減少を背景として汎用品を中心に再構築や統合など設備縮小の動きが見られていたが、「予想外の需要の増加」(業界首脳)から、いずれの設備も現在高稼働を続けており、設備処理問題は先送りされた格好だ。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1460719761.pdf