2016年04月18日
日本合成化学、熊本工場が地震被害
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:日本合成化学

日本合成化学(本社:大阪市北区、木村勝美社長)は18日、熊本県周辺で14日から断続的に発生いている地震により、同社宇土工場(宇土市築籠町)に大きな被害が発生したと発表した。15日時点では工場建物や生産設備に被害はなかったが、16日の地震で被害を受けた。

その後も余震が続くため18日正午現在、工場内の立入りができず、被害状況の詳細は不明。再開の見通しも立っていない。

同工場は、大垣工場(岐阜県)とともに同社の中核工場で、主としてPVOH(ゴーセノール)や、液晶表示用OLPフィルムなどのフィルム製品、医農薬中間体などを生産。今年3月にはポリビニールアルコールフィルムの増設工事を完了したばかりだった。