2016年05月09日
積化成・熊本工場再開、地元に救援物資
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:積水化成品工業

「熊本地震」の余震が続くなか、積水化成品工業の100%子会社である積水化成品九州(本社:福岡市中央区、宇田純社長)は6日、被災により操業停止していた同社熊本工場(熊本県上益城郡嘉島町)が、同日から生産活動を再開したと発表した。

工場の被害は軽微だったが、発泡スチロール成形品の生産停止を余儀なくされ、復旧工事を急いでいた。この間、同社豊前工場(福岡県豊前市)など、グループ各拠点から一斉に応援出荷したため、供給体制に支障は生じなかった。

同工場では地震発生直後から地元の嘉島町、益城町の避難所に、水、食料などの支援物資や、同社グループの製品である食品容器・トレー、農水産箱、緩衝・保温用発泡ポリエチレンシート、マスク等の救援物資を届け続けている。グループ社員による義援金カンパも行っており、近く日本赤十字社に拠金することにしている。