2000年09月18日
スチレンモノマー、ナフサ高騰で近く各社が値上げ打ち出しへ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:東洋スチレン、日本ポリスチレン

 SM(スチレンモノマー)の値上げ機運が高まっている。最近の原油およびナフサの高騰によりコストが上昇、採算が悪化しているためで、今週から来週にかけて各社が検討、キログラム当たり10~15円程度の値上げが打ち出される見通しだ。
 これまでSMの国内価格の引き上げは、昨春から今春にかけて4回にわたって実施されており、今回の値上げが実現すれば5次値上げとなる。各社が値上げを検討しているのは、原油およびナフサなど原料価格の高騰が主な要因。
 国産ナフサの価格については、各社キロリットル当たり2万6,000円、中には2万7,000円を予想しているメーカーもあり、SMメーカー各社のコストを圧迫、さらに採算が悪化する可能性が出ている。
 一方、主要誘導品のPS(ポリスチレン)では、すでに東洋スチレンと日本ポリスチレンがキログラム当たり10円の値上げを打ち出しているが、エー・アンド・エム(A&M) スチレンもSMの国内価格動向を見極めた上で慎重に値上げを検討する方針で、SMの値上げ打ち出しを受けて価格改定をアナウンスすると予想される。