2016年05月13日
味の素、トリプトファン特許侵害で韓国企業提訴
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:味の素

味の素は11日、連結子会社である味の素ハートランド社(本社・米国イリノイ州シカゴ市)及び味の素ユーロジン社(本社・フランス パリ市)とともに、韓国のシージェイ チェイルジェダン(本社・ソウル特別市)とその傘下企業3社(CJグループ)に対し、トリプトファンの製法特許侵害訴訟をアメリカ国際貿易委員会及びニューヨーク南部連邦地方裁判所、ドイツのデュッセルドルフ地方裁判所に、それぞれ5月10日(現地時間)に提起したと発表した。

CJグループは、その傘下のインドネシア法人でトリプトファンを製造し、各国に販売しているが、その製造方法が味の素の特許を侵害していると判断、今回、味の素グループ3社はCJグループに対し、特許侵害品の販売差止めと、過去に販売した特許侵害品に対する損害賠償を裁判で求めることにした。