1999年10月06日
エンドクリンの文献と試験法で意見交換
通産省が6日、検討会の第二回会合を開催
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

 通産省は6日、化学品審議会の下部組織である試験判定部会の「内分泌かく乱作用検討分科会」の第二回会合を開いた。
この日の議題は〓個別化学物質(合計9物質)の文献評価〓試験法開発の進め方について——の2点。第一のテーマに関してはオクタクロロスチレン、スチレンダイマー・スチレントリマー、n-ブチルベンゼン、フタル酸ジシクロヘキシル、ベンゾフェノン、ポリ臭素化ビフェニルーーの計6物質それぞれの〓人の健康影響に関する情報〓内分泌系および生殖への影響〓発ガン性に関する情報〓免疫系への影響〓野生生物への影響——などについての内外の文献を対象に意見交換した。注目のスチレンダイマーとトリマーに関しては、「ポリスチレン抽出液のエストロゲン活性は低い」「23種類のPSを対象に行った動物実験ではUterotorophic activity(子宮肥大反応)はみられない」などの文献が紹介された。このほかの物質についても、特に問題にすべき文献が存在するとの指摘はなかった。
 一方の試験法の開発に関しては、OECDのテストガイドラインのナショナルコーディネーター会議における決議に沿って日米欧各国が取り組んでいるプレスクリーニング法や28日間反復投与毒性試験法などの研究の概要が事務局から報告された。わが国の場合は、OECDの試験法の開発・改良のためのバリデーション試験に参加しているところ。