2016年06月02日
特許庁「ステータスレポート2016」作成
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

特許庁はこのほど、最新の統計情報や政策の成果をまとめた「特許庁ステータスレポート2016」を作成、英文付き冊子として閲覧できるほか、国内外への情報発信ツールとするためホームページ上でも配信開始した。

2016年版レポートのポイントは、2015年の日本における特許出願件数が31万8721件と、2006年以降漸減傾向であることを示す一方、特許登録率(特許出願件数に対する特許登録件数の割合)は増加傾向にあり、出願の厳選が進んでいるいえること、また、国際的な出願傾向についても、2015年に日本国特許庁を受理官庁としたPCT国際出願件数は4万3097件、2014年に世界全体で出願された特許出願件数は261・1万件といずれも過去最高を記録しことを紹介している。

レポートは、特許庁本庁舎1階の出願課受付カウンター、工業所有権情報・研修館の相談窓口、全国57カ所の知財総合支援窓口で無料配布。また、国会図書館、特許庁図書館でも閲覧できる。
問い合わせ先は、特許庁総務部企画調査課(TEL:03-3581-1101 内線2151)