2016年07月04日
住友化学、核酸医薬ベンチャー・ボナックへ資本参加
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学

住友化学は4日、核酸医薬品を中心に展開するベンチャー企業、株式会社ボナック(本社:福岡県久留米市、林宏剛社長)の株式を第三者割当増資により引き受けることに合意したと発表した。出資比率や金額等は非公開だが、小幅にとどまるもよう。

ボナックは、次世代医薬品として注目される核酸医薬品を開発し国内外に特許を取得するベンチャー企業。核酸医薬品とは、DNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)の働きを利用して病気の原因となる遺伝子やタンパク質に作用する医薬品のことで、副作用が少なく、抗体医薬品に続く次世代医薬品として実用化に向けた開発が注目されている。住友化学はボナックへの資本参加により、実用化を後押しする。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1467619430.pdf