2016年07月04日
武田薬品、米Altos社と胃不全麻痺薬開発で提携
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は4日、米国Altos Therapeutics社(本社:カリフォルニア州)との間で、Altos社の有する新薬候補物質「ATC-1906」の開発に関する契約を締結したと発表した。
これにより武田薬品は、現在Altosが実施中の同剤の臨床第1相試験終了後の一定期間同社を買収する独占的オプション権を有する。両社は今後、ATC-1906を胃不全麻痺とその症状に対する治療薬として開発する予定だ。

武田薬品は、Altos社買収オプション権に対する一時金をAltos社に支払う。武田薬品がオプション権を選択した場合、武田薬品は買収のための追加支払いを行い、ATC-1906の開発・販売権を獲得する。Altos社は販売マイルストンを受け取る。