2016年08月04日
大陽日酸・第1四半期 営業利益123億円、6%減
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:大陽日酸

大陽日酸が4日発表した第1四半期(4ー6月)連結決算は、営業利益が前年同期比5.5%減の123億円にとどまった。売上高は5%減の1,334億円、最終利益は14%減69億円と原燃料安や為替の影響を受けた。

国内事業は主力製品、セパレートガス(酸素、窒素、アルゴン)の販売が関連業界である鉄鋼、化学向け需要減少の影響を受けた。エレクトロニクス関連は順調に推移。米国事業は為替差損もあり減収益、アジア・オセアニア地域はフィリピンでの産業ガス事業が好調だった。

【大陽日酸・第1四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高    133,436(△5.2)
◇営業利益    12,328(△5.5)
◇経常利益    11,703(△8.8)
◇当期純利益    6,894(△13.5)
◇1株当たり純利益  14.98円(17.67円)

<2017年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高      610,000(2.6)
◇営業利益      52,000(6.3)
◇経常利益      48,700(4.6)
◇当期純利益     30,000(3.3)
◇1株当たり純利益   69.32円