2016年08月10日
三菱商事、米国の分散型太陽光発電事業に参画
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱商事

三菱商事は10日、米国の発電事業を統括会社で100%子会社、Diamond Generating Corporation(DGC)を通じて、米国の分散型太陽光発電事業者であるNexamp社に出資参画したと発表した。

米国では安価なシェールガスによる焚焼発電所の建設が増える一方で風力・太陽光など再生エネルギーの導入も活発に進められている。分散型太陽光発電とは、小規模発電装置を消費地の近くにコンパクトに分散配置して、電力を供給するシステム。電力の小売価格低減が実現できるところから、成長分野として注目されている。

Nexamp社は、米国マサチューセッツ州など北東部を中心に分散型太陽光発電事業を手がけるベンチャー企業で、これまでに5万kwの実績を持つ。三菱商事は筆頭株主として同社の経営に参画し、今後のさらなる事業拡大とビジネスモデル追求により事業価値の最大化をめざす。