2000年09月06日
興亜石油、大阪製油所事故の損害は「軽微」
COボイラー修復に8億5,000万円
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

 興亜石油は6日、7月12日に大阪製油所で発生した事故の内容と損害について発表した。同事故によってCOボイラーの一部が損傷を受けたが、これを除く全製油所設備は翌13日から操業を再開、ボイラーも修復工事を終えて9月1日から操業を再開した。停止期間が短期間だったこともあり、損害は予想以上に軽微だったとしている。発表文(全文)は以下の通り。
 
1、事故の内容
(1)事故の発生年月日及び場所
平成12年7月12日 大阪府高石市高砂2丁目1番 興亜石油株式会社大阪製油所

(2)事故の概要及び原因
同所COボイラーが、附属誘引通風機の故障により自動停止した。
これにより所内蒸気供給量が不足したため、流動接触分解装置(以下FCC)ほか各精製装置の緊急停止を開始した直後に、同ボイラーは火炉の一部が破裂し、水管および炉壁ならびに出口煙道の各一部を損傷した。
COボイラーはFCC排ガスの残熱を利用して蒸気を発生する設備だが、FCC緊急停止の際に排ガスに可燃性ガスが発生し、これがCOボイラーに導かれたところで着火し、異常燃焼を起こしたものである。
なお、当事故により、火災・人身事故は発生しなかった。

(3)損害を受けた資産の種類・帳簿価格
資産の種類:COボイラー(機械装置等)
平成12年3月末帳簿価格:452百万円

2、事故に伴う損害が業績に与える影響
COボイラーを除く精製装置は、7月13日より順次操業を再開した。COボイラーは、修復工事をを完了した後、9月1日に操業を再開した。

 この事故に伴う損害額は、COボイラー修復工事費用850百万円である。しかしながら、当装置には機械保険を付保しているため、現段階において当期業績への影響は軽微であると見込んでいる。
 また、事故に伴う石油製品出荷減についても、原油処理増及び製品・半製品の在庫対応を行うため、当期業績への影響は軽微である。