| 2016年09月07日 |
| 住友化学の韓国子会社、LiBセパレーター4倍増 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は7日、韓国子会社のSSLM社(本社:大邸市)で、リチウムイオン二次電池(LiB)用セパレータ(商品名「ペルヴィオ」)の生産能力を現在比約4倍に引き上げることを決めたと発表した。段階的に増強し2017年8月以降順次量産を開始する。 LiBの需要はこのところ電気自動車やハイブリッド自動車の普及に伴い車載用を中心に急拡大している。住友化学は大江工場(愛媛県新居浜市)の増強やSSLM社での工場新設で対応してきたが、さらに需要の拡大が見込まれることから、SSLM社での大幅増強となった。 住友化学の「ペルヴィオ」は、ポリオレフィン基材にアラミド樹脂で耐熱層を形成することで高容量化と安全性を両立させた点に特長があり、主に車載用途で使用されている。 SSLM社は2011年、住友化学と三星LED(現三星電子)両社の折半出資で設立。その後三星から株式を買い取り住友化学の子会社にした。現在資本金2800億ウォンで、住化の出資比率は99.6%となっている。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1473212504.pdf 関連ファイル http://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20131129.pdf#search='%E9%9F%93%E5%9B%BDSSLM' |