2016年09月08日
凸版印刷「スタンディングパウチ」大手スーパー採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:凸版印刷

凸版印刷は8日、アルミレスで袋のまま電子レンジで温めることのできる「蒸できスタンディングパウチ」がセブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド商品「セブン ゴールド・ビーフカレー」などの包装に採用されたと発表した。

スタンディングパウチとは、袋の底にヒダをつけて、袋自体が立った状態を保てるようにした袋のことで、見栄えがよく、陳列しやすいなどから軟質包装材料メーカーの間で開発が進んでいるが、これまではパウチ(袋)のまま電子レンジで温めることはできなかった。

凸版印刷は、層構成に独自開発した透明バリアフィルムを用いて電子レンジ対応可能なスタンディングパウチを開発した。内容物のスープ類や惣菜などの固形食品の鮮度を長時間保持できる長所もある。
同社は「スタンディングパウチ」として他シリーズ商品も含め2017年度30億円の売上をめざす。