2016年09月12日
クラレ子会社、不織布市場拡大へ多色展開
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:クラレファスニング、クラレクラフレックス

クラレクラフレックス(本社:大阪市北区、足立篤美社長)とクラレファスニング(本社:大阪市北区、田野倉孔社長)の両社は12日、両社が保有する不織布と「マジックテープ」技術を組み合わせて、黄色やピンクなどのカラーつきの伸縮タイプ不織布を開発したと発表した。

不織布「フェリベンディ」(商品名)の伸縮タイプ製品に「マジックテープ」の染色技術を応用した。伸び縮みする、はさみを使わないで手で切れる、自着するなど、従来品の特長に多彩(全6色)な色をつけたことで新感覚の結束テープなど新用途開発をめざす。不織布はクラレクラフレックス岡山工場で製造し、クラレファスニングが福井工場で染色する。農業・園芸・ガーデニングや野菜・果物類の結束用テープなどとして最適としている。

9月28日~30日、東京ビッグサイトで開催される「エヌプラス/新たな価値をプラスする材料と技術の複合展」に出展する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1473653576.pdf