2016年09月21日
出光興産、ノルウェー領北海、鉱区試掘に成功
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

出光興産は20日、子会社の現地法人(出光ペトロリアムノルゲ)を通じて30%の権益を保有するノルウェー領北海の探鉱鉱区「カラ(Cara)」構造で石油・ガスの集積を発見したと発表した。

試掘に成功したカラ構造は、ノルウェー領に位置し、海岸からの距離約35キロ、水深349メートル。試掘井は海面下2,702メートルまで掘削し、白亜系アガット層で厚さ50メートルのガスと約60メートルの油の集積を確認した。同層で試ガステストを行い、最大で約1・3百万m3/日のガス算出を確認した。

今後、詳細な評価・検討を行うが、推定可採埋蔵量は油換算で27~69バレル(出光取得分は8~21百万バレル)と見ている。