2016年10月05日
アジレント、がん診断のダコ社を11月吸収合併
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー

アジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、合田豊治社長)は5日、11月1日付でダコ・ジャパン合同会社(本社・東京都港区)を吸収合併すると発表した。

アジレントの親会社である米国アジレント・テクノロジーズ社が2012年にデンマークに本社を置く世界的ながん診断関連企業であるダコ社を22億ドル(約2200億円)で買収し、アジレントのグループ会社として事業展開してきたが、統合準備が整い今年11月、米アジレント社がダコを統合する見通しとなった。
日本法人のアジレントもダコ・ジャパン合同会社を11月1日付で吸収合併することにした。合併後も製品はダコのロゴを継続する。ダコ製品のサブブランドは「Agilent Pathology Solutions」に変更する。また、ダコのサービスは「Ajilent Crosslab Diagnostic」サービスとなる。

なお米アジレントのダコ統合後の診断・ゲノミクス部門(DGG)の売上高は6億6200米ドル、営業利益率は13%、成長率はプラス7%となる見通し。