2016年10月19日
協和富士バイオ、抗体リウマチ剤、第3相高評価
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和発酵キリン、富士フイルム

協和キリン富士フィルムバイオロジクス(本社:東京都千代田区、野村英昭社長)は19日、開発中のヒト型抗TNF(腫瘍懐死因子)-αモノクローナル抗体製剤「アダリムマブ」バイオミラー(先発薬「ヒュミラ」)が第3相国際共同試験で主要な評価項目を達成したと発表した。

同試験は、同社が米国、欧州などで中等度から重度の関節リュウマチを対象として、有効性及び安全性をヒュミラと二重盲検で比較したもので、2014年12月に開始。主要評価項目である投与24週後のACR20反応率で、ヒュミラとの同等性が確認された。また、有害事象でも同剤とヒュミラの間に大きな違いは認められなかった。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1476859647.pdf