| 2000年08月31日 |
| 海外のエチレンの新増設、軒並み遅延 |
| シンガポールのエクソンの竣工式は12月中旬に |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:なし |
大手商社やエチレンセンター筋の情報を総合すると、中東やアジア各国で建設中の大型エチレンプラントの完成・操業開始時期は軒並み遅延することが確定的となってきた。 6月末に完成して直ちに操業を開始する予定にあったサウジアラビア・ヤンブーのヤンペットによる年産80万トンプラントは本格稼動入りが10月か11月になり、また、台湾のFPCの90万トン設備も同じく10月にずれ込む見通しとなっている。さらにエクソン・モービルによるシンガポールの80万トン装置の建設工事も遅れていて、当初11月上旬に計画されていた竣工式は12月中旬に変更されることが決まった。サウジアラビアのアル・ジュベールで進められているペトロケミヤとケムヤの各80万トンプラントの建設工事もペースが落ちていて年末完工が危ぶまれている。 こうしたことから、当初大幅なギャップが発生すると警戒されていた中東・アジア地域のエチレンの需給バランスはしばらく大きな変化なく推移するのではないかとの見方が関係筋の間に広がっている。大きな危機は来年の第2・四半期になると見る向きが多い。 |