2016年10月24日
帝人フロンティア、新規嵩高PTT繊維を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

帝人フロンティアは24日、従来にない三次元の嵩高性を持つ嵩高PPT繊維(ポリトリメチレンテレフタレート繊維)「ソロテックスRC」を開発したと発表した。
今後、同繊維のクッション性など機能性を生かし、スポーツ・ファッション用途や寝具や産業資材用途に向けた幅広い商品展開を行っていく方針だ。今年度中にスポーツ・ファッション用途を中心にテスト販売を開始し、2018年度には年間30トンの販売を目指す。
「ソロテックスRC」は、高い捲縮を施したPTT繊維を、軸となる繊維に放射状に連続配置することにより、特徴であるクッション性を繊維軸の断面方向に発現させた。これにより、嵩高性は一般的な加工糸対比で2倍以上、クッション性は同6倍以上、形態回復性は同6倍以上を実現した。