2000年08月31日
丸善石油化学、EOG事業関係子会社を合併、丸善ケミカルを発足へ
10月1日付、社長には柏木克之氏が就任予定
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人、丸善石油化学

 丸善石油化学は31日、日曹油化工業と日曹丸善ケミカルを10月1日付けで合併統合する、と発表した。
 新会社名は丸善ケミカル、資本金32億円、丸善石油化学100%出資、社長には柏木克之・現丸善油化商事社長が就任予定で、存続会社は日曹油化工業となる。
 日曹油化工業および日曹丸善ケミカルはEO(エチレンオキサイド)およびEG(エチレングリコール)事業の同社関連会社。日曹油化工業は同社100%子会社で四日市工場にEO8万2,000トン設備を持つ。一方の日曹丸善ケミカルは同社50%、日曹油化工業50%出資で、五井工場にEO年産11万5,000トン設備を持っている。
 日曹油化工業は昨年10月に、それまでの親会社であった日本曹達、帝人両社の保有する全株式を同社に譲渡することで合意、12月までに100%子会社化していた。
 両社を新会社に統合することで、今後は両工場の運営を一体化し、より大きな合理化効果をあげていく。

<新会社概要>
会社名:丸善ケミカル株式会社
資本金:32億円
出資比率:丸善石化100%
合併時期:2000年10月1日
事業内容:EO・EGおよび各種石油化学製品、化学工業薬品、医薬品などの製造・販売
社長:柏木克之
従業員:約200名
売上高:年間約270億円
生産能力:五井工場  EO 115,000トン/年
     四日市工場 EO  82,000トン/年
本社:東京都中央区八丁堀4-11-5月星ビル
工場:五井工場 千葉県市原市五井海岸6
   四日市工場 三重県四日市市霞1-3