2016年10月27日
新化技協セミ「炭素繊維樹脂のリサイクル技術 最前線」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会は、「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の処理・リサイクル技術の最前線」と題する環境技術部会講演会を11月14日14時30分―18時に東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。終了後懇親会。

<テーマと講師>
◇加茂徹・産総研上級主任研究員 「資源循環管理技術の開発と標準規格化の重要性」
◇守富寛・岐阜大学院工学研究科教授 「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の二段階熱処理法による炭素繊維の製造・リサイクルとその事業化」

加茂氏は、電子機器や炭素繊維強化プラスチック等の複合材料を多く含む使用済み工業製品から資源を効率的に回収するための最新技術を紹介する。また回収材を広く利用するための標準規格化の重要性を説く。守富氏は、自動車、航空機への利用が進む炭素繊維は、埋立処分が現状でリサイクル技術が求められている。そこで二段階熱処理法による、長繊維のまま回収できる低コスト・省エネについて紹介する。

参加費は、会員会社無料、一般は1万円。
参加申し込み締め切りは、11月11日。
問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)