2016年10月28日
信越化学・純利益14%増 874億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:信越化学工業

信越化学工業が28日発表した4-9月期連結決算は、営業利益、経常利益とも前年同期を上回り、最終利益は874億円で14.1%の増益となった。売上高は6,130億円で5.1%の増収。

斉藤恭彦社長は「上半期は売上高が5%減少したが、営業利益、経常利益、純利益ともに増益となった。円高のマイナス要因はあったものの、売上高の増加でカバーできた。とくに、塩ビ・化成品、電子機能材料の増収でカバーできたのが大きい」と説明。中間配当は5円増配し60円とした。
米国のシンテックは生産能力増強を生かして増販し、値上げもあって営業利益で14%増の2ケタ増益とした。

【信越化学・第2四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比%
◇売上高      613,026 (△5.1)
◇営業利益     122,034 (11.1)
◇経常利益      118,211 (4.6)
◇当期純利益     87,437 (14.1)
◇1株当たり純利益  205.26円 (179.93円)


【2017年3月期通期(連結)予想】単位:百万円 ( )前期比%
◇売上高     1,180,000 (△7.8)
◇営業利益     225,000 (7.9)
◇経常利益     230,000 (4.5)
◇当期純利益    160,000 (7.5)
◇1株当たり純利益  375.61円