2016年11月17日
新化技セミ「産総研のスマート材料、機能性素材」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:産業技術総合研究所、新化学技術推進協会

新化学技術推進協会は、産業技術総合研究所との共催で「産総研技術セミナー」を12月5日15時から東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。終了後懇親会。

テーマは「産総研のスマート材料/外部刺激に的確に応答する機能材料の創製」で、初めに木原秀元グループ長が課題である「光などの外部刺激で応答する新しい粘接着剤や機能性塗料、界面での摩擦等を制御できる材料技術」について紹介。続いて「光応答性の粘接着材・自己修復材」(山本貴広主任研究員)、「刺激応答型界面材料による物質の捕捉・徐放制御」(亀田直弘主任研究員)、「動的機能材料による諸特性制御」(大園拓哉グループ長)―の最新4テーマについて担当研究員が開発の現状を説明する。

山本氏はこの中で、光照射により硬さや流動性を制御できる材料などを紹介する。亀田氏は、合成脂質の集合体から成り、空孔サイズや表面構造を精密に制御した刺激応答型球状・カプセルなどについて説明する。大園氏は、表面凹凸構造が可変しわ構造を利用する仕組みをテーマに講演する。

参加費は、会員企業 無料、一般は1万円。
参加申し込み締め切りは12月1日。
問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)