2016年11月21日
10月のPVC国内出荷、今年最高の9・2万トン
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

塩ビ工業・環境協会(VEC)は21日、10月の塩化ビニル樹脂(PVC)と塩化ビニルモノマー(VCM)の生産・出荷実績を発表した。

PVCの生産は14万5191トン、前年同月比8・1%増で3カ月連続のプラスとなった。国内出荷は9万1919トン、同2・2%減だが、出荷規模としては9月の9万11トンを上回り今年最高値を更新した。これについて角倉VEC会長は「下水道管などインフラ関係が底堅く推移しているため」と説明している。輸出も、インド向けが引き続き堅調なこともあり、5万1256トン、同1・0%増で4カ月連続のプラスとなった。この結果、出荷計は14万3175トン、同1・1%減だが規模では今年に入って最高の9月と並んだ。

一方、VCMの生産は19万5337トン、同3・4%増で4カ月連続のプラス、国内出荷は15万941トン、同5・3%増で3カ月連続のプラス、輸出は6万548トン、同17・9%増で2カ月ぶりのプラスに、出荷総計は21万1489トン、同8・6%増で2カ月ぶりのプラスになった。

ニュースリリース参照(10月実績)

塩ビ樹脂
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1479704203.xls

塩ビモノマー
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1479704203.xls