| 2016年11月28日 |
| 住友化学、米パデュー大と先進農業で新プロジェクト |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は28日、米パデュー大学(米国インディアナ州)との共同研究範囲を拡大し、先進農業分野で新たなプロジェクトに着手すると発表した。同大学農業・生物工学科のジャン・ジン准教授と共同で、植物の根や葉などの形状を画像診断し、必要な農薬や肥料などを解析する技術の開発に取り組む。さらに同技術を応用して植物の成長やストレスの仕組みを解明し、農業の生産性向上につながる新技術開発をめざす。 住友化学はすでにパデュー大学とは化学科のアレクサンダー・ウェイ教授、化学工学科のチョンリー・ユアン准教授と化学物質の分析、診断に関する次世代技術の開発に取り組んでいるほか、化学科のジョナサン・ウィルカー教授とは、水中でも優れた接着力をみせるムラサキガイやカキなどにヒントを得た生物模倣接着剤の開発に着手している。将来エレクトロニクスから建設まで幅広い産業への応用が可能と期待されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1480312916.pdf |