2016年11月29日
NEDO、橋梁点検用ロボットの実証実験開始へ
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は28日、ロボット開発専門のイクシスリサーチ(本社:川崎市幸区、山崎文敬社長)が12月2日、さいたま市の荒川に架かる秋ヶ瀬橋で橋梁点検用ロボットの実証実験を行うと発表した。

NEDOプロジェクトの一環で地元の県、市が協力。実験はロボットが桁下を移動しながら桁の撮影と画像処理を行い、安全点検するなど同社が開発した技術の有効性を検証する。NEDOはインフラ維持管理におけるロボットの社会実装を加速させる。

今回の実験では、従来の目視を主体に行ってきた安全点検をロボットがどこまで支援できるかデータを集め、実用化に向けた検証を行う。

ロボットが今後活用されることにより、従来の橋梁点検のための高架下への足場の設置や、高所作業車などの使用に伴うコスト高を削減でき、橋梁維持管理の効率化が期待できる。