2016年11月29日
出光興産、千葉エチレンの原料にLPG投入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産、三井化学

出光興産と三井化学の両社は29日、出光姉崎工場のエチレン装置(年産37万トン)の一部を改修し、プロパンの処理を拡大すると発表した。現在処理量の3-4倍に拡大が可能となる。原料に占めるLPG量を調整し、ナフサ価格と比較しながら値差分をコストメリットとして生かす。稼動開始は2017年秋の予定。
隣接して石油精製設備やLPG基地を持つ強みを発揮し原料多様化につなげる。

両社は千葉地区で三井化学のエチレン(年産55万トン)とともに共同運営(千葉ケミカル製造有限責任事業組合)しており、今回得られるメリットも両社で均等配分する。


ニュースリリース参照
http://www.idemitsu.co.jp/company/news/2016/161129.pdf

(英文)
Enhancement of Profitability of Chiba Chemicals Manufacturing ・・・
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1480403961.pdf