2000年08月25日
「ヤンペット‐2」の本格操業開始が遅延
エチレンのポリマ-用スペックの生産が遅れる
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 大手商社やエチレンセンター筋が入手した情報によると、サウジアラビアの石油化学企業「YANPET」がヤンブーで進めていた第2期石油化学プロジェクトの建設工事は7月に一応完工したものの、全体の本格操業入りは当初の予定よりかなり遅れる公算が濃厚の模様。
 YANPETの第二期計画は、年産80万トン能力のエチレンプラントと、同41万トンのEG設備、そして同53万5,000トンのHDPE/L-LDPEのスイングプラントを建設するというもの。同社のエチレン生産能力はこれによって同160万トンに一気に拡大した。いずれの装置も7月には完成しており、8月あるいは9月から操業に入ると見られていた。
 それが実際にはかなり遅れるとの見方がここにきて広がっているわけ。その要因はいまのところ明らかにされていないが、エチレンのポリマー用スペックを安定的に生産していける見通しをつけるのに時間がかかっているとの情報が多い。このため、EGやPEのプラントが本格操業に入る時期は11月ごろになるのではないかとの見方も出てきている。