2017年01月20日
旭硝子・上方修正、営業益950億円に、13%増
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭硝子

旭硝子は19日、16年12月期の業績について、売上高は前回公表(16年7月14日)数値と変わらないものの、化学品事業が好調に推移したこと、液晶用ガラス基板の出荷数量が好調に推移したこと、さらに米国子会社の年金制度改正に伴う一時的な利益(約20億円)などにより、営業利益が前回予想を上回る見込みとなったと発表した。

また、主に業績の回復に伴い繰延税金資産を積み増し法人税等調整額の戻りが生じたことにより、当期純利益及び親会社の所有者に帰属する当期純利益は、前回予想を30%以上上回る見込みで、予想数値を現在精査中。

今回発表した数値は売上高と営業利益だけで、売上高は1兆2800億円で、前回公表数値と変わらず、営業利益が前回の840億円から9500億円に110億円(13%)増益と修正された。