2000年08月24日 |
DSMとシェル、ブタジエンを原料とするCPL新プロセスを共同開発へ |
硫酸アンモニウムが副生せず、ブタジエンと一酸化炭素を原料に |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:DSM、デュポン |
蘭・DSMリサーチとシェルケミカルは現地時間の23日、DSMが進めているブタジエンを原料とするCPL(カプロラクタム)製法の開発プロジェクトに参加することで合意した、と発表した。 現在、CPLの製法はシクロヘキサンおよびフェノールを原料としているが、新規投資には多額の資金が必要とされ、副生する大量の硫酸アンモニウムの処理が問題となっている。 DSMではデュポンと共同で新プロセスについて約40の特許を取得しており、この製法はブタジエンと一酸化炭素を原料とし、硫酸アンモニウムが副生しない。シェルとDSMは最初の4工程での製法転換を行うとしている。 |