2017年01月30日
「第69回日本化学賞」に赤木和夫・京大教授
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学会、京都大学
赤木和夫教授

京都大学は30日、同大学の赤木和夫教授(福井謙一記念研究センター長)が、日本化学会から第69回日本化学会賞を受賞すると発表した。
受賞の対象となったは「液晶と共役ポリマーとの融合化学の開拓と展開」についての研究。赤木教授は、外部刺激応答性キラル液晶反応場を用いて、電子・光機能性共役ポリマーのらせん構造と機能の動的制御を可能とし、世界の共役ポリマー研究をリードしてきた。また独創的な着想と考察で「キラル液晶と共役ポリマーとの融合化学」という新しい学術領域を開拓し発展させた功績が評価された。
受賞式及び講演は、日本化学会第97春季年会(3月16~19日)開催に併せて行われる予定。