2000年08月23日
三菱化学、4.7GBDVD-Rディスクを発売
Ver2.0規格に準拠、レーベル面への印刷が可能
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学メディア

 三菱化学は23日、DVD-R for Authoring Ver.2.0規格に準拠した4.7GB DVD-Rディスク「DDR47AP1」(追記型・オープンプライス)を9月上旬に100%子会社の三菱化学メディアを通じて発売する、と発表した。
 新製品では多様な記録条件下での高い信頼性、記録後の耐久性および635mm短波長レーザー記録下における安定した記録特性を実現するため、同社独自開発のアゾ系色素を採用、独自チューニングを施したレーザー装置による高精度スタンパー作成技術、新型張り合わせ技術などの先端技術を投入している。
 また、レーベル面は専用インクジェットプリンターでの印刷を実現するため、ホワイトカラーコート層の上に速乾性印刷可能層を塗布した2層構造となっている。
 同社では、DVD-Rディスク3.95GB(Ver.1.0)を既に発売しているが、DVDは様々な分野のコンテンツ配布媒体として急速に成長するしており、その主流として4.7GBコンテンツ用のオーサリングツールとして今回の製品は位置づけられるとしている。