2000年08月17日
汎用4樹脂の7月の出荷、HDとPSが前年割れ
ポリオレフィンの内需は前年の横並び
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とポリスチレン)の7月の出荷数量は、LDPEとPPが前年同月の実績をわずかに上回ったが、HDPEとPSは逆に前年割れとなった。LDPEとPPは前年を上回ったと言っても伸び率は前者が0.4%、後者が1%にすぎない。反対に、マイナス成長となったHDPEとPSの縮小率は前者が4%、後者が10%と大きい。
 出荷のうちの国内向け(内需)は、ポリオレフィン三樹脂が全て前年同月の横並びに終わっており、PSにいたっては14%もの大幅減となっている。輸出は、樹脂によって増減に大きなばらつきがあるが、これは契約のタイミングの違いや配船の都合によるもので特別の意味はあまりないと言ってよいようだ。
 ポリオレフィン3樹脂の内需の伸び悩みは、営業日数が前年より1日少なかったこと、レジ袋などの加工製品の輸入が一段と活発になってきていること、一般景気の回復基調に歩調を合わせてこれまで大幅な伸びを遂げてきた主力品種の伸長率が全体に鈍化してきたこと、等によるものと見られている。PSの大幅減は、前年同月の実績が価格修正前の仮需の発生によって異常に膨らんだことの反動というのが同樹脂メーカー筋の見方。
 
http://www.c-nt.co.jp/data/jpca/200007.html">2000年7月4樹脂生産実績(表)