2017年07月06日
旭硝子、テレビ向け導光板用ガラス量産化
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子

旭硝子は6日、2015年に開発したテレビ向け導光板用ガラス「XCV(エクシーブ)」を改良し、世界最高水準の光透過性能を実現したため8月から大量生産を開始すると発表した。

ガラス製導光板には、従来の樹脂製品と比較して(1)剛性が20倍以上と高い(2)熱による編稀有が約1/8と少ない(3)湿度による膨張が1/100と少ない、など多くのの特徴を有する。最近は「大画面・フレームレス」テレビの販売が伸びているが、同社の1.8mmのガラス導光板「XCV」は、大画面ニーズに対応した剛性と世界最高水準の光透過性能を持ち、今後も需要拡大が見込まれるところから量産化に適したフロート法により大量生産体制を構築することにした。