住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2017年08月25日
カネカ、太陽電池変換効率26.6%、世界記録を更新
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは25日、結晶シリコン太陽電池のセル変換効率で世界最高となる26.63%を実用サイズ(180㎝2)で達成し、同社が昨年記録した26.33%を0.3ポイント更新したと発表した。

同記録は、開発中のヘテロ接合技術とバックコンタクト技術を組み合わせた結晶シリコン太陽電池によって得られたもので、NEDOとの共同研究の成果。ヘテロ接合技術は、物性の異なる半導体材料を接合する技術で、結晶シリコンとアモルファスシリコンの組み合わせによる欠陥低減や、電気に変換できる光の波長が異なる材料を組み合わせることで変換効率を向上させることができる。
バックコンタクト技術は太陽電池の裏側にのみ電極をつくり電気を取り出す技術で、電極を裏側に集約することで受光面を広くし変換効率を高めることができる。





トップページ | インタビュー | 取材ノートから |
資料室 | リンク一覧 | 会員サービスお申し込み

Copyright(C)1999- CHEMNET TOKYOCo.,Ltd