2017年10月17日
住友化学、中南米でメチオニン技術支援強化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学

住友化学は17日、住友化学ブラジル社が運営する「ラテン・アメリカ・リサーチ・センター」に新たに飼料分析機能を設け、メチオニンの顧客である配合飼料メーカー向けに技術支援サービスを提供すると発表した。2018年春から飼料の主原料であるトウモロコシやダイズかすなどの成分分析サービスを開始する。

世界的な人口増加に伴う食糧需要の増大で、飼料添加物であるメチオニン市場も今後さらなる成長が見込まれている。このため住化は現在、愛媛工場の製造設備を1系列増設工事中で、18年央には現有年産10万トン能力から同25万トンへと大幅拡大する。

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http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/45445

同社は今後も、飼料分析サービスの展開地域を広げグローバルな技術支援体制を構築していく方針だ。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1508212995.pdf